ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「和食」。
ここでは、和食の持つ魅力を解説したいと思います。
◇和食の4つの特徴
◇和食の魅力
和食は季節感、バランスの良い栄養、美的な表現、そして五感を刺激する食体験を提供し、その魅力は計り知れません。
また、和食は「日本独自の食文化」であり、その最大の特徴は「旨味」と「出汁」にあります。
世界中の料理は「油脂」が中心なのに、なぜ日本だけが特別かというと、明治維新までの300年間、鎖国政策で油を輸入できなかったこと、そして仏教国として動物性タンパク質を摂る習慣がなかったことが大きな理由です。
そのため、独自の発展を遂げ、旨味成分を野菜などに添加する料理法が構築されました。
例えば、京都の御所では北前船で運ばれてきた昆布が駿河から陸路で運ばれ、土佐からは枕崎のカツオが陸路で届きます。
昆布の旨味成分はグルタミン酸、カツオの旨味成分はイノシン酸で、異なる旨味成分を同時に口に入れることで8倍の旨味を得られるようにしたのが出汁です。
出汁を用いることで、和食は世界に類のない料理として発展を遂げました。
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